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幼馴染
第2章 高校1年・一学期
携帯番号とメアドを交換した二人
ではあったがそれはなかなか
使わなかった。
いきなり沢山のメールで話をするのは
相手の時間を奪うと思って少なからず
遠慮があった。
行き帰りの電車で一緒になると
世間話はしたが個人的な話は
しなかった。
ななみがクラブに入り
達也は塾に行くようになってからは
電車で遇う事も少なくなっていった。
5月の20日に中間テストがある。
そのテスト1週間前の日の夜、
ななみの携帯電話が鳴った。
クラスの女友達からだと思ったら
達也からのメールであった。
達「テスト、お互いに頑張ろうぜ。
で、もし、俺がクラス順位5番以内に
入ったらデートしてよ」
な「どうして私とデートなの?」
達「ご褒美があった方が頑張れるから~」
ではあったがそれはなかなか
使わなかった。
いきなり沢山のメールで話をするのは
相手の時間を奪うと思って少なからず
遠慮があった。
行き帰りの電車で一緒になると
世間話はしたが個人的な話は
しなかった。
ななみがクラブに入り
達也は塾に行くようになってからは
電車で遇う事も少なくなっていった。
5月の20日に中間テストがある。
そのテスト1週間前の日の夜、
ななみの携帯電話が鳴った。
クラスの女友達からだと思ったら
達也からのメールであった。
達「テスト、お互いに頑張ろうぜ。
で、もし、俺がクラス順位5番以内に
入ったらデートしてよ」
な「どうして私とデートなの?」
達「ご褒美があった方が頑張れるから~」