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第7章 高校１年・三学期

実のところはクラブ、バイト、勉強と
お互いに忙しく、時間的にすれ違いが
多かっただけだった。

そして、一緒にいる時は同級生の
好奇の目や個人的な質問をかわすためにも
敢えて二人きりになる事を避けていた。

しかし、１日１回、お互いのその日の
出来事を短いメールで報告し合っていた。

信頼している相手なので、
それだけで十分に繋がりを感じられた。

そういう日常を過ごし次に会ったのは
１月の最後の日曜日だった。