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幼馴染
第3章 高校1年・夏休み
初めは戸惑いもあったが習得力が高い
ななみなので直ぐに仕事に慣れた。

楽天家な性格で誰とでも気さくに
付き合えるのでバイト仲間や
お客さんにも評判が良かった。

バイトを始めた時期が7月の下旬だった
ので最初のバイト料はごく僅かであった。

達也とのデートには間に合わない。

その日の所持金は貯めていた小遣いから
出すことにした。

デート当日、ななみは最寄駅のホームで
電車を待っていた。

警報機が鳴り、アナウンスが電車の到着を
知らせる。

ほどなく電車がホームに入って来た。

停車してドアが開く。

そこに達也が立っていた。
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