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幼馴染
第12章 2年三学期
腕組みをして難しい顔の結城。

10数分沈黙の後、

結「分かった。
君の申し出受け入れるよ。
その代り、彼氏から
奪うつもりで君と接するけど、
いい?」

な「はい!」

笑顔で抱き付く。

結「ちょっと待って、
人が見たら誤解されちゃうよ」

な「すみません」

結城から離れる。

な「一つ質問して良いですか?」

結「うん、いいよ」

な「先輩は童貞ですか?」

あまりの話の内容に
喉が渇いてアイスコーヒーを
飲んでいた結城は噴出してしまった。

飛び散ったコーヒーを
おしぼりで拭く。

結「ななみ君、一応ここは外だよ。
もう少し気を付けてよ」

な「すみません」
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