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ねぇ、しよっ!
第5章 指
最近、頭が、マスターのことでいっぱいのあたし。
今日、マスターには会えない…お休みだから。
スーパーのバイト中、「R」のマスターに、『今日、行く』って言った。
マスターが、今夜、早めにおいで。と言って帰って行った。
「あれ?」暗い。開店時間のはずなのに…
「カチ…」扉は開いている。おかしいな…
『ちいちゃん、いらっしゃい。』
『ねぇ、今日休みだったの?ごめん!帰るね。』
『休まないよ。遅らせただけ。』って、マスター。
『え?』
『マスターがね、ちいちゃんの様子が変だから、早めに呼んだ。って、開店を遅らせたのよ。どうしたの?ちいちゃん。』
『うん…』
生まれて初めての動揺してる自分のことを、かい摘まんで話した。
『その人が、そんなに気になるのは、きっと恋をしてるのね。』
『えぇっ?!』
『これから、ちいちゃんは、それを強く感じるようになるんじゃないかしら。もしも、それが本物なら、いずれ愛情に変わっていく。その人のこと、好きなんじゃないの?』
今日、マスターには会えない…お休みだから。
スーパーのバイト中、「R」のマスターに、『今日、行く』って言った。
マスターが、今夜、早めにおいで。と言って帰って行った。
「あれ?」暗い。開店時間のはずなのに…
「カチ…」扉は開いている。おかしいな…
『ちいちゃん、いらっしゃい。』
『ねぇ、今日休みだったの?ごめん!帰るね。』
『休まないよ。遅らせただけ。』って、マスター。
『え?』
『マスターがね、ちいちゃんの様子が変だから、早めに呼んだ。って、開店を遅らせたのよ。どうしたの?ちいちゃん。』
『うん…』
生まれて初めての動揺してる自分のことを、かい摘まんで話した。
『その人が、そんなに気になるのは、きっと恋をしてるのね。』
『えぇっ?!』
『これから、ちいちゃんは、それを強く感じるようになるんじゃないかしら。もしも、それが本物なら、いずれ愛情に変わっていく。その人のこと、好きなんじゃないの?』