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ねぇ、しよっ!
第5章 指
あたしは、話だけして、帰路についた。
家の電話のランプが点滅していて、留守電が入っていることを告げていた。
「ピーー、俺、徹。携帯繋がんなかったからこっちにかけたんだけど、千尋、居ないのかぁ?聞いたら電話なっ!待ってっから。ツー、ツー」
『ごめん、今日、携帯忘れてバイト行ってて。どしたぁ?えっ?うん…、ごめん…今日はやめとくよ。ごめんね、じゃ…』
『もしもし…ねぇ…会いたい…行ってもいい?』
あたしは、マスターに電話した。でも…
『明日な。』って。
あたしは、苦しくなる胸を押さえてベッドに潜り込んだ。
誰の目にも、「恋する千尋」なんだけど、不確かで、あたしは、未だ確信出来ず……
家の電話のランプが点滅していて、留守電が入っていることを告げていた。
「ピーー、俺、徹。携帯繋がんなかったからこっちにかけたんだけど、千尋、居ないのかぁ?聞いたら電話なっ!待ってっから。ツー、ツー」
『ごめん、今日、携帯忘れてバイト行ってて。どしたぁ?えっ?うん…、ごめん…今日はやめとくよ。ごめんね、じゃ…』
『もしもし…ねぇ…会いたい…行ってもいい?』
あたしは、マスターに電話した。でも…
『明日な。』って。
あたしは、苦しくなる胸を押さえてベッドに潜り込んだ。
誰の目にも、「恋する千尋」なんだけど、不確かで、あたしは、未だ確信出来ず……