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ねぇ、しよっ!
第6章 千尋の交錯
滋だった。何年も会ってない気がする。②年しか経ってないのに…
『携帯、替わってなくてよかったよ(笑)元気か?千尋。』
『ねぇ、今、どこから?』
『いろは町』
『ねぇ、住所言うから、家に来て…アイスノンとスポーツドリンクと解熱剤買って来て…』
何年ぶりの友達に、いきなりこんな買い物を頼み、地理は誰かに聞けとばかりに、早く来て!って。
それでも滋は来てくれた。アルミパックのお粥や、フルーツやジュース、いろんな物をいっぱい持って。
『ありがとう…(泣)』
涙が溢れた。滋の優しさが無性に身に沁みた。
『久しぶりの再会なのに、全然大丈夫じゃないな(笑)』
『待ってろ、先に躯、拭いてやるから。』
絞ったタオルを数本、ラップにくるんで「チン」してる。なんか、手際がやたらいい。
『携帯、替わってなくてよかったよ(笑)元気か?千尋。』
『ねぇ、今、どこから?』
『いろは町』
『ねぇ、住所言うから、家に来て…アイスノンとスポーツドリンクと解熱剤買って来て…』
何年ぶりの友達に、いきなりこんな買い物を頼み、地理は誰かに聞けとばかりに、早く来て!って。
それでも滋は来てくれた。アルミパックのお粥や、フルーツやジュース、いろんな物をいっぱい持って。
『ありがとう…(泣)』
涙が溢れた。滋の優しさが無性に身に沁みた。
『久しぶりの再会なのに、全然大丈夫じゃないな(笑)』
『待ってろ、先に躯、拭いてやるから。』
絞ったタオルを数本、ラップにくるんで「チン」してる。なんか、手際がやたらいい。