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ねぇ、しよっ!
第6章 千尋の交錯
蒸しタオルを作っていたらしい。ふ〜ん。滋、いつ覚えたんだ?
滋に身を任せて拭いて貰う。凄く気持ちいい。
『どうだ?少しはサッパリしただろ?』
『うん。ありがと。』
介護福祉士の資格を取るらしい。その勉強をするために、専門に通ってるって。
滋は、実は、一浪している。あたしはてっきり、翌年に大学に行ったもんだと思ってた。
一浪中、予備校の合間に、何気なく取った介護資格が発端で、こっちの道に進路変更したんだそうだ。
今のあたしには救世主だった。そして、幼なじみの滋は、あたしのずたずたの心を癒してくれた。
滋に身を任せて拭いて貰う。凄く気持ちいい。
『どうだ?少しはサッパリしただろ?』
『うん。ありがと。』
介護福祉士の資格を取るらしい。その勉強をするために、専門に通ってるって。
滋は、実は、一浪している。あたしはてっきり、翌年に大学に行ったもんだと思ってた。
一浪中、予備校の合間に、何気なく取った介護資格が発端で、こっちの道に進路変更したんだそうだ。
今のあたしには救世主だった。そして、幼なじみの滋は、あたしのずたずたの心を癒してくれた。