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ねぇ、しよっ!
第6章 千尋の交錯
そう、まだ高校に入ったばっかりの頃、あたしは滋に言ったんだ。
『滋が10人としたらセックスしよう。』って。
『で?』
『で?』
『もう!したの?してないの?』
『そんなにしてねぇよ!俺は、そんなに浮気性じゃないんだよ。』
「ズキッ…」
やっぱり、セックスって、好きな人、愛する人とするもんなんだ……
『ねぇ、幼なじみとは出来る?あたしとだけどさ。』
『ん…まあ…千尋なら…』
『そう。ねぇ、しよっ!』
あたしは滋の唇にキスをした。