パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 愛と悦楽

『なあ、ちい。俺は頼りないか？』

『なんで？あたし、マスターを凄く頼りにしてるよ！マスターといるのが落ち着くの。』

『そうか。ずっとお前の傍らに居てやろうな。』

『え？』

『結婚しよう。一回りも年上のオッサンで、離婚歴有りの男だけど、幸せにしてやる。一生俺に甘えろよ。』


突然のプロポーズ。
凄く嬉しいのに、返事が出来ない！声が出ない。
鳩が豆鉄砲喰らったみたいに、そして固まったまま涙がボロボロ落ちた。


『千尋、愛してる…
千尋の過去も今も未来も受け入れる。幸せになれ、千尋。』

優しく抱き寄せたまま、静かに唇を重ねた………