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ねぇ、しよっ!
第1章 興味本意で
小学校からずっと一緒の滋(しげる)。硬式テニス部の遠目には浅黒くていい男。
近目で見るとちょっと残念な鼻の形。
男子とか女子の括り無く仲良しだった。
あたしの苦手な物理をよく教えてくれた。
『ねぇ、あたし、姉ちゃんの男にヤられちゃった。』
『あ?!ホントの話??』
『うん、残念ながら、ね。最初は滋と…って思ってたんだけどさっ。』
『どうだった?』
『激痛でまずかった。』
『はあ?まずかった…って、飲んだのか?!』
『だって、飲んで、って言うからさあ…』
『なあ、どんな味?』
『無糖のプロテイン…』
『なんだ?』
『よくわかんないんだよ、あんな味、きっと100年飲み続けても、形容できないよ。滋、自分の飲んでみたらいいじゃん!』
『ありえねーよ、バーカ。』
『ねぇ、しよっ!』
『へっ???』『うん』
近目で見るとちょっと残念な鼻の形。
男子とか女子の括り無く仲良しだった。
あたしの苦手な物理をよく教えてくれた。
『ねぇ、あたし、姉ちゃんの男にヤられちゃった。』
『あ?!ホントの話??』
『うん、残念ながら、ね。最初は滋と…って思ってたんだけどさっ。』
『どうだった?』
『激痛でまずかった。』
『はあ?まずかった…って、飲んだのか?!』
『だって、飲んで、って言うからさあ…』
『なあ、どんな味?』
『無糖のプロテイン…』
『なんだ?』
『よくわかんないんだよ、あんな味、きっと100年飲み続けても、形容できないよ。滋、自分の飲んでみたらいいじゃん!』
『ありえねーよ、バーカ。』
『ねぇ、しよっ!』
『へっ???』『うん』