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女子大生 成宮恵理
第9章 お酒と恋話
「なぁ、恵理って飯山に彼氏できたの知ってる?飯山佳子。」
「え?佳子に?知らない知らない、そうなの?最近?」
佳子は2人と同じ大学の友人だ。恵理とはサークルが同じで悠一郎とは学部が同じ。
「俺は先週くらいに聞いたんだけどな。相手、誰だと思う?」
「えー分かんない、誰?」
「柴田だよ柴田、意外だろ?」
「えー!うそぉ、柴田君とぉ?ていうかあの2人仲良かったんだっけ?」
「俺達が見てない所では仲良かったみたいだな。もうさ、男達の間じゃ結構衝撃だったんだよ、ほら柴田ってどっちかって言うと暗いだろ?顔も性格もさ、いつも猫背だし。で、柴田に彼女ができた事自体驚きなのに相手があの飯山だからな。ここだけの話、飯山狙ってる奴って結構いたから。」
「へぇそうなんだぁ、確かに柴田君は意外だね。」
「しかもさ、もっと驚くのはどうやら飯山の方かららしいんだよ、告白したの。」
「えー!佳子の方から?ビックリだね。佳子って男の子から告白される事はあっても自分からするような子じゃないと思ってたんだけどなぁ、いつも受身だし。可愛いから自分から行かなくても寄ってくるって感じで。」
「だよな。だからマジで柴田の何が良いのか分からないって皆言ってるよ。美女と野獣っていうか美女と昆虫?柴田って昆虫顔だよな。」
「フフッ、でも私柴田君と話したことあるけど優しい人よね。私達が知らない魅力があるのよきっと。佳子が自分から告白したって事は相当好きなんだろうし。」
「それにしたってショックだよなぁ、あの飯山を柴田に持って行かれるなんて。」
とても残念そうに悠一郎がそんな事を言うもんだから、恵理はすかさずツッコミを入れる。
「ちょっと待って、可愛い佳子に彼氏ができて泣く男の子が多いのは分かるけど、どうして悠一郎君がショック受けてるのよ。」
「は?どうしてって言われても実際ショック受けてるから仕方ないだろ?飯山って俺も前から可愛いって思ってたからさ。」
「いやだって、悠一郎君には奈々がいるじゃない。」
恵理のその言葉を聞いて悠一郎が笑う。
「あー恵理は分かってないなぁ、男ってものを。たとえ彼女がいても周りにいる可愛い女の子が他の奴に持っていかれるのは嫌なんだよ男は。」
「え?佳子に?知らない知らない、そうなの?最近?」
佳子は2人と同じ大学の友人だ。恵理とはサークルが同じで悠一郎とは学部が同じ。
「俺は先週くらいに聞いたんだけどな。相手、誰だと思う?」
「えー分かんない、誰?」
「柴田だよ柴田、意外だろ?」
「えー!うそぉ、柴田君とぉ?ていうかあの2人仲良かったんだっけ?」
「俺達が見てない所では仲良かったみたいだな。もうさ、男達の間じゃ結構衝撃だったんだよ、ほら柴田ってどっちかって言うと暗いだろ?顔も性格もさ、いつも猫背だし。で、柴田に彼女ができた事自体驚きなのに相手があの飯山だからな。ここだけの話、飯山狙ってる奴って結構いたから。」
「へぇそうなんだぁ、確かに柴田君は意外だね。」
「しかもさ、もっと驚くのはどうやら飯山の方かららしいんだよ、告白したの。」
「えー!佳子の方から?ビックリだね。佳子って男の子から告白される事はあっても自分からするような子じゃないと思ってたんだけどなぁ、いつも受身だし。可愛いから自分から行かなくても寄ってくるって感じで。」
「だよな。だからマジで柴田の何が良いのか分からないって皆言ってるよ。美女と野獣っていうか美女と昆虫?柴田って昆虫顔だよな。」
「フフッ、でも私柴田君と話したことあるけど優しい人よね。私達が知らない魅力があるのよきっと。佳子が自分から告白したって事は相当好きなんだろうし。」
「それにしたってショックだよなぁ、あの飯山を柴田に持って行かれるなんて。」
とても残念そうに悠一郎がそんな事を言うもんだから、恵理はすかさずツッコミを入れる。
「ちょっと待って、可愛い佳子に彼氏ができて泣く男の子が多いのは分かるけど、どうして悠一郎君がショック受けてるのよ。」
「は?どうしてって言われても実際ショック受けてるから仕方ないだろ?飯山って俺も前から可愛いって思ってたからさ。」
「いやだって、悠一郎君には奈々がいるじゃない。」
恵理のその言葉を聞いて悠一郎が笑う。
「あー恵理は分かってないなぁ、男ってものを。たとえ彼女がいても周りにいる可愛い女の子が他の奴に持っていかれるのは嫌なんだよ男は。」