この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜘蛛の巣に囚われて
第1章 蜘蛛の巣に囚われて

夜の森を、一人少女は早い足取りで歩いていた。



人里離れた森の中に少女は暮らしている。



出かけていて、つい帰りが遅くなってしまったのだ。




○○「…ひゃぁっ」




白い糸のようなものに足を取られた。



それはたくさん足に絡みつき、思わず尻もちをついてしまった。




○○「いてて…一体なんなの、これは…」




少女が困惑していると、ピトリ…と何かが右肩にくっついた。



おそるおそる、少女はソレに目を向ける。




○○「やああぁっ!;」




右肩にくっついていたのは、大きな蜘蛛だった。



だが、少女が手で払ったとたん…蜘蛛の形が変わっていく。




○○「…え…何…!?」




蜘蛛の周りを青白い光が包み込む。



眩しさに少女は目をつむる。そして光がよわくなり、少女が眼を開けた時には…




蜘蛛は、綺麗な黒髪に銀色の瞳をした美しい青年になっていた。




外人っぽいようないでたちに、思わず見とれてしまう。



「ダリウス…」



そう彼はつぶやいた。




○○「…?」



「俺の名前だ」



○○「…そ…そう…なの…」




蜘蛛が人間に変身することも驚きで、少女は今の状況が理解できずにいた。




ダリウス「にしても、久々の良い獲物だな…」




じりじりと、彼は○○に近づく。
/4ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ