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蜘蛛の巣に囚われて
第1章 蜘蛛の巣に囚われて
○○「…あ…あの…;」




何をされるかわからぬ怖さで後ずさりをするが、足に絡みついた糸で思うように動けない。



数センチの距離まで近づくと、彼は○○をそっと抱きしめた。




○○「ひゃあぁ!?//」




美青年に抱きつかれ、悪い気はしないがなんなのかとビックリてしまう。




ダリウス「大事な獲物だからな…大丈夫、しばらく眠るだけだ」




と言うと、彼は○○の首筋に噛み付く。




○○「ああぁっ」痛みが首筋を走る。




そのままダリウスの舌が、噛んだ○○の首筋を舐める。




○○「…あぁ…っ//」




じんわりする痛みとはまた違う不思議な感覚がした。



そして、首筋を舐めたあとダリウスは○○にキスをした。



○○にだんだんと、眠気が襲ってくる。




ダリウス「ん…っ……m」




口を彼の舌でこじ開けられ…舌と舌が絡み合う。




○○「あ…ぁ…っ//…ん…っ//」




クチュ…クチュ…ッ…



キスの音が聞こえる。



濃厚なキスに酔いしれると、○○は眠ってしまった。




ダリウス「っ……」唇が離れた。




眠ったと分かるとダリウスは○○を数本の糸ごと抱き抱えて、連れ去っていった。
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