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あなたとふたり
第10章 『友達』なんかじゃないだろ




「俺だって

玲奈を見てきたつもりだよ。」



「…ど、どう言うことよ。」


珍しく玲奈が動揺している。


「………………



優。



取られるぞ。」






「なっ!何それ!

勘違いも甚だしいわ!

何で私があんな女たらしを
好きにならなきゃいけないのよ‼︎」



「1年の頃から好きだろ。
俺は知ってる。」


玲奈は康太から、目を離せなかった。
康太の目があまりにも真剣すぎて。


「玲奈はいつも体育館にいたな。

バスケをする優をみてた。



綺麗な顔してやることは乙女だと
ずっと思ってたよ」


声を出して康太が笑った。



「………………。


はぁ…。


隠せてると思ってた。」



「そうよ…

私、優のバスケをする姿が、好きなの。


キラキラしてて誰よりも眩しい。


でもそれよりも

遥香の横にいる優が

もっと好きなの。



もともと無口だとは思ってた。
けど、笑うと本当…っ

可愛い顔の王子様なのよ…。


…っ。

…っもう!


バカ康太。」



玲奈の大きな綺麗な瞳からは
涙がポロポロとこぼれ落ちていく。
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