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第12章 確認しないと不安

「…あっ。あっ。んん…

優ちゃん、優ちゃん。」






すると

優ちゃんは指の動きを止めた。



「遥香…




俺のこと




好き？」




真っ直ぐ見下ろされた目に私は
吸い込まれそうだった。



ーー何で……


優ちゃんが、泣きそうな顔するの…ーー





優ちゃんはそっと私のおでこにキスをした。




「もっと、優しくしたい…


もっと、もっと…。


なのに俺


お前を壊しそうになる…。





すっげー…





好きなんだろうな…」




胸が締め付けられた。


優ちゃんの気持ちは何度となく
気づくことが出来た。



でもストレートには
聞かされたことがなかった。



私の気が緩んだのを知ってか

優ちゃんの指はもう一本追加され


私の中を掻き乱す。



「あぁっ…あっ。…はぁ！……はぁっん。」



止まることを知らない私の愛液は
あっという間に優ちゃんの指を濡らしていた。



「んんっーーー！優ちゃん！


おっ…おかしくなるっ！！」



「…いいよ。

俺の前だけで溺れて。



遥香。


好きだよ。」



「あぁー！あっ。あっ……はぁ。」


ビクっと私の体か震えていた。

優ちゃんは優しく何度も何度も
私の髪を撫でてくれていた。