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あなたとふたり
第14章 大きくなる不安。
確かに…
優ちゃんが色んな女の人と歩いてるのを
見たことがあるけれど…
悲しかったけど…
もう私と離れるって気持ちではなかった。
その時は優ちゃんが
優しい事を知っていたからこそ
1人の女性だけ見て欲しくて
悲しくなっていた気がする。
それが今は優ちゃんは
私を好きでいてくれてる。
そして、私も…。
それがなくなる…?
不覚だった。
そんなこと思ったこともない。
「‥……‥‥…」
私が黙っていると隣から声がした。
机の下で
二人には気付かれないように
ぎゅっと手を握ってくれた。
「大丈夫だよ。
梨花の言ってることも一理あるけど
多分、俺
遥香以外は好きになれない」
「おいおい。恥ずかしげもなく言うな〜」
「本当のことじゃねぇーかよ。」
「永井君って、顔も良ければ
言うこともカッコいいのね〜〜。
余計、取られるわよ!遥香!」
優ちゃんはずっと手を握ってくれていた。
優ちゃんは
何で私なんか
好きでいてくれるんだろう…。
優ちゃんが色んな女の人と歩いてるのを
見たことがあるけれど…
悲しかったけど…
もう私と離れるって気持ちではなかった。
その時は優ちゃんが
優しい事を知っていたからこそ
1人の女性だけ見て欲しくて
悲しくなっていた気がする。
それが今は優ちゃんは
私を好きでいてくれてる。
そして、私も…。
それがなくなる…?
不覚だった。
そんなこと思ったこともない。
「‥……‥‥…」
私が黙っていると隣から声がした。
机の下で
二人には気付かれないように
ぎゅっと手を握ってくれた。
「大丈夫だよ。
梨花の言ってることも一理あるけど
多分、俺
遥香以外は好きになれない」
「おいおい。恥ずかしげもなく言うな〜」
「本当のことじゃねぇーかよ。」
「永井君って、顔も良ければ
言うこともカッコいいのね〜〜。
余計、取られるわよ!遥香!」
優ちゃんはずっと手を握ってくれていた。
優ちゃんは
何で私なんか
好きでいてくれるんだろう…。