この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたとふたり
第17章 すれ違う2人。繋がる2人。


「どうする?大学行く?」

私は起き上がり、康太の横に座る。

康太はゆっくりと私の手を
強く握ってくれた。
私もその手に力を入れる。


「…うん。優ちゃん、怒ってたから…」


康太は何も言わず手を離し
そばにあったTシャツに袖を通す。


「遥香、一度帰るだろ?
俺も一緒に行くから…」


そう言って身支度を淡々と行う。

その姿を私はボーッと見ていた。



私達は康太の家を一緒に出た。
康太が先に歩き、玄関の門をあけようとしていた。


そこで、康太の歩みが止まり
驚いた私は康太の背中に激突した。


「…っいた。…?」


康太の背中にから
ゆっくりと顔を出すと

そこには優ちゃんが立っていた。



「…朝まで一緒だったんだな…」



優ちゃんの顔はとても苦しそうだった。
/376ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ