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あなたとふたり
第2章 少しの希望と少しの発展
「お前には俺が必要だろ?
俺にもお前が必要だよ。」
ーーなに?ナニ?何ですか??
訳解らない。
目の前で好きな人にこんな事言われて
誤解しない子なんていないでしょ……。
「俺と遥香は切っても切れない腐れ縁だ。
だからどっちかが欠けるなんてありえない。
いつまでもこのまんま…。
離れんなよ。」
嬉しいと悲しいが入り混じる。
腐れ縁…。
それを意味するものは
『友達』
友達でいいと願い続けてたのは
紛れもなく私。
でも女の子だって
あわよくばって…思うんだよ。康太。
康太は変わらない。
小さい頃も優しかったし
いつも私を守ってくれてた。
変わったのは私。
そんな康太に甘えて
いつの間にか好きになってた。
1番の理解者でいる事が嬉しくて
『幼馴染み』で止まったままだった…。
高校に入っても康太は変わらなくて…
私も変われなかった。
ねぇーーー。康太。
少しは私はあなたの中の
『特別』
って思っててもいいよね?
彼女じゃなくても
『特別な幼馴染み』で。
私は笑う康太に
同じように笑いかけて言い放った。
「離れたくなっても離れてやんないよ!」って。
康太はまた笑ったけれど
手は強く強く握られていた。
俺にもお前が必要だよ。」
ーーなに?ナニ?何ですか??
訳解らない。
目の前で好きな人にこんな事言われて
誤解しない子なんていないでしょ……。
「俺と遥香は切っても切れない腐れ縁だ。
だからどっちかが欠けるなんてありえない。
いつまでもこのまんま…。
離れんなよ。」
嬉しいと悲しいが入り混じる。
腐れ縁…。
それを意味するものは
『友達』
友達でいいと願い続けてたのは
紛れもなく私。
でも女の子だって
あわよくばって…思うんだよ。康太。
康太は変わらない。
小さい頃も優しかったし
いつも私を守ってくれてた。
変わったのは私。
そんな康太に甘えて
いつの間にか好きになってた。
1番の理解者でいる事が嬉しくて
『幼馴染み』で止まったままだった…。
高校に入っても康太は変わらなくて…
私も変われなかった。
ねぇーーー。康太。
少しは私はあなたの中の
『特別』
って思っててもいいよね?
彼女じゃなくても
『特別な幼馴染み』で。
私は笑う康太に
同じように笑いかけて言い放った。
「離れたくなっても離れてやんないよ!」って。
康太はまた笑ったけれど
手は強く強く握られていた。