この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたとふたり
第22章 偶然と必然
しばらく歩くと
優ちゃんが足を止めた。






「どうする…?

俺んちくる?」





以前住んでいたはずのアパートとは
反対方向を向く優ちゃん。

違うところに引っ越しているという事実。



「あ……」



私が戸惑うと優ちゃんは、繋いだ手を離した。



「悩むなよ…。



じゃぁな。



元気でな。


幸せになれよ」





優ちゃんの目が赤くなって…
苦しそうに笑って…


何が…


『幸せになれよ』よ…











「行くわよ!」



私は大声で優ちゃんの背中に声をかけた。




振り向いた優ちゃんは
目を見開いて私を真っ直ぐ見た。




そして、フッと笑うと
恥ずかしそうに顔をそらし

手招きをして私を呼ぶ。



/376ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ