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あなたとふたり
第25章 幼馴染としての優しさ
次の日の午前中
私は退院した。
「遥香大丈夫かよ?
今日は大学休めって」
迎えに来た康太が心配そうに言ってくる。
「レポートがまだなのー!
康太、手伝ってよ!」
「他の男と遊んでるからだよ…!」
「はぁ!?」
私達は幼馴染に戻った。
幼馴染みに戻ったと言うだけで何も変わらないのに
心も体も何故か軽くなった。
康太と同じなのか…
表情はスッキリしていた。
「おい。遥香。」
後ろから呼び止められて
私は振り返る。
「辛くなったら言えよ?
いつでも、また彼女にしてやるよ」
「ありがとう…康太。」
康太の優しさは痛い程感じた。
結局、私達は
変わることない『幼馴染み』
だった。
私は退院した。
「遥香大丈夫かよ?
今日は大学休めって」
迎えに来た康太が心配そうに言ってくる。
「レポートがまだなのー!
康太、手伝ってよ!」
「他の男と遊んでるからだよ…!」
「はぁ!?」
私達は幼馴染に戻った。
幼馴染みに戻ったと言うだけで何も変わらないのに
心も体も何故か軽くなった。
康太と同じなのか…
表情はスッキリしていた。
「おい。遥香。」
後ろから呼び止められて
私は振り返る。
「辛くなったら言えよ?
いつでも、また彼女にしてやるよ」
「ありがとう…康太。」
康太の優しさは痛い程感じた。
結局、私達は
変わることない『幼馴染み』
だった。