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あなたとふたり
第26章 男同士の約束
約束の時間に俺はあの店へと行った。




「やぁ。優君。お客さんも先に来てるよ?

奥の部屋でいいかな?」



「すいません。そこでお願いします。」




奥へと進むと先に来ていた康太が待っていた。




「悪りぃな。待たせて。」

「いや…今来たとこだ。」


「で…話ってなんだよ?」


俺は椅子を引き座りながら聞いた。






「遥香を…抱いたか?」


「何だよ…急に」


「いいから、答えろ。
抱いたか?」



「……約束しといて…何だけど…

悪い。」



「いや…そんな気がしていた…」





「遥香…泣いて帰ってきたんだ…

遥香は俺の前ではいつも泣いてる…」



「それは俺が追い出したからだろ…
お前のせいじゃない…」



「いや…優の前では遥香は笑ってるはずだ…


遥香の心が俺のところにないから…

離れてる優のことを思って
俺の前では泣いている。





優。





俺は…








遥香と別れるよ。」




康太は決心したように俺をまっすぐ見た。
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