この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたとふたり
第26章 男同士の約束
「優…遥香を迎えに来てやってくれ」
「アホか。願い下げだ。
生憎、俺は女には苦労してない。
今だって女がいるんだ…
遥香も玄関にあった女物の靴に気付いた。
今更…何を…」
動揺を隠すので精一杯なほど
心臓が脈打っていた…。
遥香をまた…抱きしめられる…
そんな、期待で一杯だった…。
「嘘つけ。お前は遥香しか見てないだろ。」
「いつまでも昔の様な綺麗な心じゃねぇよ。」
ハァ…と康太は大きな溜息をついた。
「頼むよ…優。
すぐじゃなくても必ず迎えに行ってやってくれ。
俺は…幼馴染みに戻るとするよ」
「遥香はお前を待っているよ。
幼馴染みの俺が言うんだ…間違いないよ。
俺は今日、遥香に別れを告げる。
その後は任せたよ。
可愛い顔の王子様…」
そう言って康太は席を立ち
俺の分のお会計も済ませてしまった。
「アホか。願い下げだ。
生憎、俺は女には苦労してない。
今だって女がいるんだ…
遥香も玄関にあった女物の靴に気付いた。
今更…何を…」
動揺を隠すので精一杯なほど
心臓が脈打っていた…。
遥香をまた…抱きしめられる…
そんな、期待で一杯だった…。
「嘘つけ。お前は遥香しか見てないだろ。」
「いつまでも昔の様な綺麗な心じゃねぇよ。」
ハァ…と康太は大きな溜息をついた。
「頼むよ…優。
すぐじゃなくても必ず迎えに行ってやってくれ。
俺は…幼馴染みに戻るとするよ」
「遥香はお前を待っているよ。
幼馴染みの俺が言うんだ…間違いないよ。
俺は今日、遥香に別れを告げる。
その後は任せたよ。
可愛い顔の王子様…」
そう言って康太は席を立ち
俺の分のお会計も済ませてしまった。