この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたとふたり
第27章 月日が経っても変わらない
「…忘れて…今度会った時には
手遅れよって笑われた方がマシだと思った。
でも、今回本社への移動があるって聞いた時…
遥香がいるのは知ってた。
それにかけようと思った…
遥香が結婚してたりしたら
身を引く。
でも…もしまだ俺を
待っててくれるから…」
優ちゃんの前に新しいビールが
置かれる。
「何があっても離さない」
私のビールは、全く減らない。
優ちゃんのあの瞳に吸い込まれて
何も動けなかった。
「って、ここじゃムードねぇな」
「優ちゃん。ありがと。
私、優ちゃんを忘れたことなんてないんだよ?」
優ちゃんは顔を私に近づけて
悪戯っぽく呟いた。
「5年分…
抱いてやるよ」
手遅れよって笑われた方がマシだと思った。
でも、今回本社への移動があるって聞いた時…
遥香がいるのは知ってた。
それにかけようと思った…
遥香が結婚してたりしたら
身を引く。
でも…もしまだ俺を
待っててくれるから…」
優ちゃんの前に新しいビールが
置かれる。
「何があっても離さない」
私のビールは、全く減らない。
優ちゃんのあの瞳に吸い込まれて
何も動けなかった。
「って、ここじゃムードねぇな」
「優ちゃん。ありがと。
私、優ちゃんを忘れたことなんてないんだよ?」
優ちゃんは顔を私に近づけて
悪戯っぽく呟いた。
「5年分…
抱いてやるよ」