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あなたとふたり
第28章 その手を離すな
「優ちゃん…戻ろう」
その言葉と共に優ちゃんは腕を離した。
デスクへ戻ると香織が待ってましたと
言わんばかりにこちらへ視線を送る。
「ちょっと!何で遥香なのよ!?」
「し…知らないわよ…」
「あんた…色目使ってないでしょうね!?」
「冗談やめてよ…」
「まぁ、そうよね…遥香に色気はないわね〜」
「うるさいわよ…」
どうせ、私に色気なんて存在しないわよ!
でも、優ちゃんも康太も私にメロメロだったんだから!
と心の中で叫んだ。
隣の部所から見える長身の男が…
未だに私を好きでいてくれてるなんて
地球が破滅しそうな程あり得ないことだわ…。
その言葉と共に優ちゃんは腕を離した。
デスクへ戻ると香織が待ってましたと
言わんばかりにこちらへ視線を送る。
「ちょっと!何で遥香なのよ!?」
「し…知らないわよ…」
「あんた…色目使ってないでしょうね!?」
「冗談やめてよ…」
「まぁ、そうよね…遥香に色気はないわね〜」
「うるさいわよ…」
どうせ、私に色気なんて存在しないわよ!
でも、優ちゃんも康太も私にメロメロだったんだから!
と心の中で叫んだ。
隣の部所から見える長身の男が…
未だに私を好きでいてくれてるなんて
地球が破滅しそうな程あり得ないことだわ…。