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あなたとふたり
第28章 その手を離すな




「はぁ…終わった…」



定時が少しすぎた18時。


パソコンの電源を落としいつものように
会社をでる。


携帯電話が鳴り、ディスプレイを見る。




「何?どうしたの?」


『遥香。今日暇?飲み行かない?』


「…まだ火曜日なんだけど。」


『いいじゃねぇーかよ!付き合えよ。』



「はいはい。どこ?居酒屋?」


『おう。19時にはつくから!じゃぁな』



電話の主は康太。


平日に誘うなんで珍しいな…と思い
歩き出した。




「どこ行くんだよ。」


目の前から今、外回りから帰ってきたであろう
優ちゃんがこちらに向かってくる。



「っもう!優ちゃん目立つんだから!
気安く話しかけないで!」



「はぁ!?お前が俺の彼女だろ?!
彼女に話しかけて何が悪い!」



「…えっ。彼女…」


「違ぇーのかよ…。」


「いや…そう…ですよね…」


「で、どこ行くんだよ。」


「居酒屋に…」


「誰と?」


見る見る優ちゃんの眉間には
シワが刻まれていく。


怖い〜っ!!!
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