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金の月銀の月
第2章 Afternoon tea

美枝子は、家に帰り夕食の支度をし、
そろそろ、娘の帰る時間だと思いながら
オリーブオイルの鍋のアヒージョを作っていた。
すると、LINEが娘から入り友達と
ファミレスに寄って帰ると
書かれていた。
美枝子は、大きくため息をつき
料理する手もユックリになった。
そして、夕食も出来上がる頃に
夫からメールが…
「夕食いらない」
ただそれだけの文章だった。
夫は仕事で遅くなる時は連絡を寄こさない。
女と会う時は後ろめたいのか、
短文だが、連絡を寄越すのだった。
夫の雅之が他の女を抱いているのを想像すると
嫌悪感がした。
雅之もその女を想像して自分を抱いたのだろうか…
それとも、
その女と比べながら自分を抱いたのだろうか…
美枝子は、また大きなため息をつき
料理していた手を止めた。
そして、シャワーを浴び、
一息つきながらソファによりかさり座った。
そして今日の午後の事を思い出していた。
そろそろ、娘の帰る時間だと思いながら
オリーブオイルの鍋のアヒージョを作っていた。
すると、LINEが娘から入り友達と
ファミレスに寄って帰ると
書かれていた。
美枝子は、大きくため息をつき
料理する手もユックリになった。
そして、夕食も出来上がる頃に
夫からメールが…
「夕食いらない」
ただそれだけの文章だった。
夫は仕事で遅くなる時は連絡を寄こさない。
女と会う時は後ろめたいのか、
短文だが、連絡を寄越すのだった。
夫の雅之が他の女を抱いているのを想像すると
嫌悪感がした。
雅之もその女を想像して自分を抱いたのだろうか…
それとも、
その女と比べながら自分を抱いたのだろうか…
美枝子は、また大きなため息をつき
料理していた手を止めた。
そして、シャワーを浴び、
一息つきながらソファによりかさり座った。
そして今日の午後の事を思い出していた。

