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金の月銀の月
第2章 Afternoon tea
いつもは一真はエプロンをしている。
白いシャツにGパンの上に黒のエプロンをしていた。

今日はエプロンをせずに美枝子の前にいる一真が新鮮だった。

彼は身長はそれ程高くは無いが
甘いマスクに綺麗な肌をしていた。

髪は短髪で染めてはいない。
手入れされた無精髭を生やしていた。

ナチュラルな感じが好感が持て
彼目当ての女性客も多いんだろと思っている。


「美枝子さん、お代わりは?」
美枝子のティーカップを一真が取ろうとした時
美枝子もまたティーカップを渡そうとして
指がかすかに触れた。

美枝子は身体中に電気が走ったように
ビビッと恋に落ちてしまった。

「あ…あ…ごめ…ごめんなさい。。。」

美枝子はカップを一真に渡し、
赤い顔をしながら、謝っていた。

一真は
「ラッキー、美枝子さんの手に触っちゃった。」
嬉しそうに言った。そして、
「美枝子さんの手、綺麗ですね。」
と、手を眺めながら言った。

「もう、皺やシミが出ておばさんの手よ…」
手を隠すように引っ込めた。

「手相占いができるんですよ。見せて」

そう言い、美枝子の手を自分の手に取った。。

「あ…頭脳線はこれ…頭の回転がいいんですね。。で、感情線は…感情も激しいんだ…。恋愛は…あ…恋多き人だ。」

「もう、そんな事無いですよ。夫しか知らないもの。」

思わず、一真に言ってしまい
慌てて口をつぐんだ。

「美枝子さんが?勿体無いなぁ。旦那さんに大切にされてるんだな。俺もそんな女性、早く見つかるといいなぁ。」


美枝子は一真が他の女と一緒にいる事を想像した。

そんなの嫌だと美枝子は思った。

でも、年上の既婚女性が
そんな事を思ったら変だし
相手に引かれちゃうわね…

なんて思っていた。






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