この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
金の月銀の月
第7章 Live in the present
「美枝子さん、そろそろベッドに…」
山田は美枝子に声を掛けた。

「そ…そうね…」
美枝子は自分で立ち上がろうとしたが、身体の重い痛みがあった。

山田がサッと手を出し美枝子を支えた。

「たろーさん、ママをお願いします。」
璃子はニヤニヤしながら山田に言った。

「二人で寝るにはママのベッド狭いかな?」

「え?私は、床で毛布に包まり寝ますから…」

「たろーさん、赤くなってる」
璃子はからかいながら、自分の部屋に入って行った。

「いやだわ。あの子。山田さん、ごめんなさい。」
美枝子が済まなそうに言った。

「いやいや。可愛いですよ。いい子だし。明るいし。美枝子さんが大切に育てとからですよ。」

美枝子は照れながら首を振った。

「可哀想な思いばかりさせてしまったわ。」
娘を可愛がらない夫。
学校行事も殆ど行かず、ゴルフ。
休日も子供連れでは出かけない。

家族旅行も、別行動…

璃子を中心に予定を立てると機嫌を損ねたり…

家族なのに家族では無かったのだ。




/250ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ