この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
金の月銀の月
第7章 Live in the present
帰りたくないという璃子に山田は放っては置けずに、家に来るように言った。

璃子は嬉しそうな表情に変わった。

「私が夕食を作るわ!」
璃子は席を立ち山田の腕を引っ張った。

「あ…うちに鍋とか無いんだ。やかんと小さなフライパンだけしか…」
山田は笑いながら言った。

「何か美味しいものを食べに行こう。何でもご馳走してあけるから。」

喫茶店を出ると璃子は山田の腕に自分の腕を絡めた。

制服姿の女子高生とスーツ姿の中年
「援助交際みたいだな…」
山田は笑いながら言った。

璃子は山田を駅ビルに連れて行き洋服のショップに入った。

「たろーさん、これは?」
試着しては山田に感想を聞いていた。

キラキラとした璃子を山田は眩しく見つめていた。

こんな二人に店員は苦笑いをしながら接していた。

「援助交際にしか見えないよなー」

「大丈夫よ。自分で払うから。」

「あ…いや、そういう事じゃなくて…」

璃子は自分で支払いを済ませ、制服を紙袋に入れて貰った。

「うん。可愛い。似合ってるよ。」

山田は目を細め璃子に言った。


そして、駅ビルを出て食事をするために歩いていると、ふと立ち止まり路面にあるショップに入った。

「あの、ショーウィンドウにある…」

店員にネックレスを取って貰い璃子の首に付けた。

「胸元が寂しかったから」

チラリと璃子が値段を見ると、高校生が持つには高価な物だった。

「え?でも。」

「ママには内緒ね」

山田はウィンクをして支払いを済ませた。



/250ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ