この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
金の月銀の月
第7章 Live in the present
学校を終えた午後4時、璃子は山田と待ち合わせをした。
山田の事務所の近くの喫茶店で、山田は璃子と会った。
璃子は山田の姿を見ると明るい笑顔で近づいた。
「元気出た?」
山田は璃子を見つめながら言った。
「ちょっと…ね」
璃子は言い返しミルクティーを頼んだ。
璃子は学校の話しやら友達の話し、アプリゲームの話しやら山田にしていた。
璃子の他愛もない話しを頷きながら興味深げに聞いていた。
そして、話しが途切れた時に
「ママと、何が?」
山田が尋ねると、アイスミルクティーの氷をストローでつつきながら、視線をグラスに落とした。
母親に会いたくない…話したくない…
そんな一点張りだった。
あんなに仲良しだったのに
きっと何か重い事情があるんだと山田は思った。
山田の事務所の近くの喫茶店で、山田は璃子と会った。
璃子は山田の姿を見ると明るい笑顔で近づいた。
「元気出た?」
山田は璃子を見つめながら言った。
「ちょっと…ね」
璃子は言い返しミルクティーを頼んだ。
璃子は学校の話しやら友達の話し、アプリゲームの話しやら山田にしていた。
璃子の他愛もない話しを頷きながら興味深げに聞いていた。
そして、話しが途切れた時に
「ママと、何が?」
山田が尋ねると、アイスミルクティーの氷をストローでつつきながら、視線をグラスに落とした。
母親に会いたくない…話したくない…
そんな一点張りだった。
あんなに仲良しだったのに
きっと何か重い事情があるんだと山田は思った。