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びっちカノジョ 【1期目】
第8章 Scene.07
 
 アカネの小さな握り拳がシュウの頬にクリーンヒット。

 人の顔って、あんなに拉げるものだと思わなかった。

「…う、うっさいわねっ。あ、アタシだってまだこれから………」

「はいはい、痴話喧嘩は余所でやってね」

 この二人。

 変な正義感を押し付けなきゃ良い子なのに惜しい。

「それに、どういうわけか……」

「きゃっ」

 アカネのとんがり帽子を奪い取る。

 被ろうと思っても、腕を上げた状態から動かなくなる。

「…途中から腕が動かなくなるのよ」

「じゃ、じゃあ」

 帽子を受け取ったアカネがアタシに被せようとする。

「…ホントだ…」

 腕を上げたまま、帽子を離すことも出来ずに止まっていた。

「何だか分からないけど、アタシはこの格好じゃなきゃダメみたいよぉ」

 諦めてにっこり微笑めば、赤面するシュウ。

「あとは………」

 小さな洗面台に付いた鏡に映るアタシ。

 おっぱいの谷間にあるハート型のような痣。

 僅かに大きくなっている気がする。

 そして、黒が混じった金髪も、全体的に色が落ちてきていた。
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