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第2章 Scene.01

　
「んっ………」

　カラダが熱い。

　何だか揺れている感じがする。

　カラダのナカでナニかが擦れている。

「ﾊｧｯ…ﾊｧｯ………」

　荒い吐息。

　グチュッグチュッと粘り気を帯びた水音。

「ﾝﾌｩｯ………」

　鼻が鳴る。

　さっきより意識が鮮明になってきた。

　折り曲げた両脚が開かれている感覚。

　パンッパンッという音と同時に、脚の間にナニかが当たる感覚。

　更に意識が戻る。

　瞼越しに明るさを感じる。

「ﾝｸｯ…ｯｸｩｯ……」

　更に近くで聞こえる呻き声。

　それと同時に、カラダのナカを抉られている感覚も強くなる。

　カラダの熱さも強くなる。

「ﾝﾌｩｯ…ﾌｩｯ………」

　堪らず、口を半開きにすれば、艶めかしい声が勝手に洩れた。

　カラダの奥を突かれている。

「………えっ」

　意識覚醒。





　犯されていた。