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第3章 紫色の欲情が創る世界

下半身が膨らみそうなんですが…
言える訳もなく
水着を着て浮き輪を膨らませる

斗亜は女の子みたいに
足だけちゃぷちゃぷと水につけ
ほんのり歌なんて歌ってる

（画になりすぎやろぉー…）

もう
今日
何回、この欲望を押し込めているだろう

「…なんか気持ちい」

「もっと気持ち良い事せーへん？」

後ろから抱き抱えるように
抱き締める

素肌が素肌に触れて
人肌の温もりを繋げる