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第6章 白銀の未来へ

ひとつを僕に渡して
恭ちゃんは僕の隣に座る

「…偉月くんの事を考えてた?」

「ううん…リンゴの事」

「そか」

無言のまま眺める海は
冷たそうでいて
何故か穏やかな気分にさせる

「永遠が…欲しかったんだろうな」

「うん」

「深月は?」

「僕は…2つでええかな…恭ちゃんと僕、違う人間で一生1つになれなくても…こうやって切なくなってたいねん」

握った恭ちゃんの手は
コーヒーで暖まったのか
ほどけるほどに暖かい
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