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秘密の香り
第9章 秘密の夜
食べ終えて
キッチンに挨拶をし
お店を出た
「ごちそうさまでした」
「一緒に来れて良かったよ」
「また来ようね…」
私の手を取り
車へと歩く
今夜は…
同じ場所へ帰る
私はこの状況に
少し浮かれていた
敦との生活で感じる虚しさを
圭吾さんで埋めているだけ…?
帰りの車内…
赤信号で止まると
圭吾さんは私の右手の上に
自分の手を重ねて置いた
その手の指に
私は左手の指を絡め…
運転席の圭吾さんを見つめた
見つめ合い
私は自分から身を乗り出し
圭吾さんにキスをした…
一瞬…唇が軽く触れ合うだけのキス…
すぐに身を離し
前を向いた
圭吾さんは
慌てて手をハンドルに戻し
運転を始める…
やっと赤信号になり
また車が止まった
私は
圭吾さんのほうを
見ることができなかった
「さっきのキス…嬉しかったよ」
頭を優しく撫でてくれた
早く…
部屋に着いて…
圭吾さんか欲しくて
たまらなかった…。
キッチンに挨拶をし
お店を出た
「ごちそうさまでした」
「一緒に来れて良かったよ」
「また来ようね…」
私の手を取り
車へと歩く
今夜は…
同じ場所へ帰る
私はこの状況に
少し浮かれていた
敦との生活で感じる虚しさを
圭吾さんで埋めているだけ…?
帰りの車内…
赤信号で止まると
圭吾さんは私の右手の上に
自分の手を重ねて置いた
その手の指に
私は左手の指を絡め…
運転席の圭吾さんを見つめた
見つめ合い
私は自分から身を乗り出し
圭吾さんにキスをした…
一瞬…唇が軽く触れ合うだけのキス…
すぐに身を離し
前を向いた
圭吾さんは
慌てて手をハンドルに戻し
運転を始める…
やっと赤信号になり
また車が止まった
私は
圭吾さんのほうを
見ることができなかった
「さっきのキス…嬉しかったよ」
頭を優しく撫でてくれた
早く…
部屋に着いて…
圭吾さんか欲しくて
たまらなかった…。