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秘密の香り
第11章 秘密の香り
圭吾さんがテーブルに小さな包みを置いた
そっとこちらに差し出される
「クリスマスプレゼント…受け取ってくれる…?」
何も用意していない…
「ありがとうございます…」
可愛らしいリボンがかけられたその包みを手に取る
「すみません…私…何も用意していなくて…ごめんなさい…」
「気にしないで…開けてみて?」
「はい…」
リボンを解き包みを開けると
美しい陶器…
手のひらに収まるほどのそれは
何かを入れる容器のように見える
蓋を開けてみると
甘く妖艶な香りが広がった…
「いい香り…」
「練り香水…この香り…桃香ちゃんぽいな、と思って」
「ありがとうございます…後でつけてもいいですか…?
」
「もちろん…」
蓋を閉じて眺める
私のことを考えて選んでくれたことが
とても嬉しい…
ティラミスを食べながら
笑みが溢れる
早くあの香りを纏ってみたい…。
そっとこちらに差し出される
「クリスマスプレゼント…受け取ってくれる…?」
何も用意していない…
「ありがとうございます…」
可愛らしいリボンがかけられたその包みを手に取る
「すみません…私…何も用意していなくて…ごめんなさい…」
「気にしないで…開けてみて?」
「はい…」
リボンを解き包みを開けると
美しい陶器…
手のひらに収まるほどのそれは
何かを入れる容器のように見える
蓋を開けてみると
甘く妖艶な香りが広がった…
「いい香り…」
「練り香水…この香り…桃香ちゃんぽいな、と思って」
「ありがとうございます…後でつけてもいいですか…?
」
「もちろん…」
蓋を閉じて眺める
私のことを考えて選んでくれたことが
とても嬉しい…
ティラミスを食べながら
笑みが溢れる
早くあの香りを纏ってみたい…。