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秘密の香り
第4章 秘密の時間
圭吾さんは

子供の頃
父親の仕事の関係で
ここオアフ島で育った、と話してくれた

桃香ちゃんは、どこ出身?などと聞いてくれて

私も子供時代の話をした


仕事は智也さんと同じ歯科医で
クリニックの場所は私の住む駅から
そう遠くはなかった



「桃香ちゃんは、どんな仕事しているの?」



仕事…




寿退社しました…なんて
今さら言えない


咄嗟に
以前していた職業を告げる



何やってるんだろ…

指輪外して
嘘ついて
独身のふりして…


最低だよね…



私も圭吾さんも
ドリンクを飲み終えた


お土産を買いに行こうと思っている、と告げると

「もし迷惑でなければ…一緒に買い物してもいいかな?」


「そんな、迷惑だなんて…全然…」



コーヒーショップを出ると

暑さでくらりとした


「レンタカー借りているんだけど、もし良かったら車で…買い物どこか行きたいとこあるかな?」


私は行きたかったオーガニックスーパーを告げてみる


今からなら、夕方には戻れるよね?


お友達は?と聞かれたが
彼女はいまエステを受けていて…と
嘘をついた



圭吾さんとふたりきり…


罪悪感はある…
でも偶然会って

お互い暇で

お土産を買いに行くだけ…


いいよね…?


ただ、それだけだから…
































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