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秘密の香り
第1章 出会い…
何度か沙穂と来たことのあるカフェ

窓際の席を選び
注文する。

沙穂はコーヒー
私はロイヤルミルクティー

「桃香、ほんとに結婚しちゃうんだね」

「ほんとにって…そんな寂しそうに言わないでよ」

「思い残すことなーい?」

「ないよー 結婚生活が待ち遠しいよ」

笑顔でそう答えると

はいはい、ごちそうさまですって
沙穂の呆れ顔。

コーヒーとロイヤルミルクティーが運ばれてきて
会話が終わる。

コーヒーを一口飲んだ沙穂が
「げ…最悪!」

その視線の先には
沙穂の元カレ つい最近までお付き合いをしていた
久下 智也(くげ ともや)さんがいた。

沙穂を見つけると
大きく手を振る智也さん。

「久しぶりだね、隣いいかな?」

「えー!やなんだけど!」
ふてくされる沙穂

「いいですよ、どうぞ」
そう言って、私は沙穂の隣の席を勧めた。


智也さんは歯科医師で
ブライダルの為のホワイトニングで通ったり

沙穂と別れてしまったけど
医師と患者として
私はお付き合いをしていた。

それに
沙穂には智也さんと復縁してほしい、
そう望んでいた私は

あっさり席を勧めたのだ。



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