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秘密の香り
第5章 秘密の温もり
寝ちゃった…

携帯を手に取る

17:47

寝過ぎちゃったな…


あ…メール?
確認すると
沙穂からだった


来週の木曜
秋物の洋服買い物に行かない?
というお誘い

木曜か…

昼間なら大丈夫だよ!
と返信した

敦に言うと
時間気にせず遊んでおいでよ、と言ってくれた


来週楽しみだなぁ





夜…
夢を見た


暑い夏の日

古いお家で
庭の木では蝉が鳴いていて

私は縁側に座り
スイカを頬張っていた

スイカの種を口からぺっと
庭に飛ばして

まるで子供だ


後ろから
私を呼ぶ声がして

振り向くと

圭吾さんがいた…


和室に布団が敷かれていて
横になりこちらを見ている


ここにおいで、と
布団をポンポン叩く


私はスイカの汁のついた手のまま
その場所に行き座った

圭吾さんは起き上がり
私の手を舐め始めた…

くすぐったい

やだ、やめて…と私が笑う

手首を掴まれ
頭より高い位置にされて
寝かされる

手首を掴み抑えたまま…
キスをされた…


そして
身体中を優しく…いやらしく…舐めまわされる


私は起き上がり
圭吾さんを仰向けにした


深くいやらしいキスをして
首筋…胸…おへそ…脇腹…と
舐めていった















































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