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秘密の香り
第6章 秘密の場所


あれから数日が立った



頭から圭吾さんが離れない



毎日
圭吾さんを思う



連絡先…
消すんじゃなかった



ううん…
消してよかった…



そんな葛藤が
ずっと続いている




私は本当はどうしたいんだろう…




沙穂に打ち明けたくなった



打ち明けて
怒られて


この気持ちを投げ捨てたい…



だって
こんなの苦しすぎる…



敦と出会って
恋愛して
結婚して


他の人を好きになるなんて


これっぽっちも想像していなかった



それなのに…



家庭を持った今



私は他の男性に恋している…



何度も
違うって
そう思ったけど





湧き出る感情は
抑えられなかった



いま

ハッキリ言える


私は
圭吾さんが好き…



圭吾さんを
もっと知りたい…



本当は
すごくすごく
会いたい…


やり場のない
この想いに


毎日
身を焦がしている…。







































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