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あなたの面影
第3章 追憶
「ちょっとやめてください。お茶淹れられない」
「お茶飲みに来たのかよ?」

背後から胸を揉まれた。
繊細な指が乳房を強く押す。
久しく感じていない刺激に、乳房の奥の方からピリッとした刺激が起こる。

「やっ……やめてください……」

彼は私の首筋に顔を近づけ、匂いを嗅いでいるようだった。
汗臭くないかな……
身体を硬直させて匂いを消そうとしてしまう。
もちろんそんなことしても無意味なのに。

「瑞波って結構胸でかいよな……」
「そんなことっ……あっ……ダメッ!?」

名執さんは器用に私のシャツのボタンを外しはじめる。

「ちょっと……ほんとにっ----」

怒って振り返ると唇を塞がれた。

「ンンッ……」
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