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ダークサイド・ムーン- 催眠術師の秘密倶楽部 序章 -
第8章 息子から男へ
「母さん。母さんは催眠状態から醒めても僕が●●●●●と言うと、すぐに今と同じ催眠状態になるよ。母さん、●●●●●って言って」
「…●●●●●…」

「もう一度」
「…●●●●●…」

「もう一度」
「…●●●●●…」

「これで、母さんの意識の深い場所に、●●●●●と言う言葉が刻み込まれたよ」
「…●●●●●…」

「僕が、●●●●●って言ったら、母さんは、すぐに催眠状態に堕ちるよ。いいね」
「…はい…」

「じゃあ、催眠術を解くよ。僕が3つ数えたら母さんは気持ちよく目醒めるよ」
「…はい…」

「1、2、3」
「…う~ん…」
ちょうどクスリの効果も消えたのか、母は伸びをして目醒めた。

「…んっ!…虎ちゃん…どうしたの?…」
「何、言ってるの。母さん、炒飯食べながらウトウトしてたんだよ」
「…あらっ!…やだっ…ゴメンね…虎ちゃん…」
「いいよ。母さん、疲れてるんだよ」
「…そうかなぁ…」
再び母は伸びをして身体を伸ばす。
僕は母の屈託のない可愛らしい笑顔を見て呟く。

「さあ、母さんのエロスを解放するよ」
僕は母の顔を見つめて話しかける。

「母さん。母さんには彼氏はいないの?」
「…えっ!?…何…突然…」
母は僕の質問に驚き目を見開く。

「母さん、美人だから周りの男達が言い寄ってくるんじゃないかなって」
「…そんな事…あるわけないでしょ…ママみたいなオバさんに…」
「そんなことないよ。母さんは魅力的だよ」
「…ありがとう…虎ちゃん…でも…ママは…彼氏より…虎ちゃんと瑠奈が…大事…虎ちゃんと瑠奈がいるだけで…幸せよ…」

母は穏やかな笑顔を僕に向ける。
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