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《番犬》が女に戻るとき...
第12章 そういうの いらない





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三日後の朝

日課のランニングを終えてアパートに帰った茜。


「ハァ…ハァ…、ごめん‥っ 起こした?」

「…ふゎ…あ、いいわよぉ…」


彼女がリビングに入ったところで寝室の障子が開いて母が起きてきた。

まだ眠い母はあくびが止まらない。


リビングの電気をつけて、冷蔵庫の横で水を飲む娘の姿を重たい瞼で見る。



「…疲れないの?」

「てっとり早く目を覚ますには外に出るのが一番だから」

「でも目覚まし代わりに毎朝10キロのランニングなんて、朝に弱いのか強いのかわからないわ…」

「10キロも走ってないよ」


このランニング、娘が中学のころから続けているものだ。

10キロも走っていないと茜は言うけれど…


「たぶん9キロちょっと」


……ほらね?



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