この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《番犬》が女に戻るとき...
第17章 ライバルな転校生

朝のランニングを終えた茜がアパートに戻ると、予想していた通り、そこには朝食の用意がなされた食卓が。キッチンには零が。


「今日は和風で」

得意な顔で彼は茜を迎える。


反して、用意された食事を見る彼女は呆れ顔だ。


お米の隣に、湯気のあがる汁物。
焼き魚には蒸した茸がよりそい
小鉢には白い漬物が。


「…この汁は?」

「とろろ昆布のすまし汁。で、こっちが長芋の梅肉和え」

「いったいどこの料亭だよ…」


汗をかいていた茜だが、ご飯がさめてもいけないので手だけ洗って食卓についた。


勝手にいすわる零に納得できないけれど

ご飯に罪はない。


いただきますと小さく言って汁物から口にする。



「‥‥どう?」

「…っ、ああ、美味い」


彼が感想を求めるので、しぶしぶ茜は正直に答えた。



/613ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ