この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《番犬》が女に戻るとき...
第24章 クリスマスを君と…


「──…んじゃ、優しい優しい会長サンにお願いがあるんだけど」


「はい、何ですか?」


「24日」


「…」


「僕に付き合ってよ」


「…? それは」


ハルクの言うことの真意が掴めずにキョトンとした梗子。



“ 24日…? ”


『クリスマスは、恋人同士で過ごすでしょう?』


「…あ//」

今日の帰り道にて、自分が茜に言った言葉を思い出した。



「それは…できかねます」

「どうして? 悩める生徒の頼みだよ」

「24日はいけません!」

「──…聖なる夜、だから?」


よーし やっと自分のターンだ

ハルクは彼女の隣に腰を下ろした。



「クリスマスイブだもんね」

「……っ」

「一人で過ごすなんて堪えられないよ。…ネ、僕を助けてよ会長ーさん」

「我が儘な人ですね…」


強引な誘いに困ってしまった梗子は、隣の男を軽く睨んだ。



/613ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ