この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
《番犬》が女に戻るとき...
第28章 ──…逃げるな

三人…いや、四人か

暗くてよく見えないが、顔が赤い。

恐らく酒をいくらか飲んでいる。


「べつに用って用はないな、…なぁ」

「次は二次会にでも行こうかって話してたらさぁ、ハハっ、楽しそうなの見かけたもんで」

「俺らのことは気にしなくていいんだぜ?そのまま続けろよ、見ててやるから」

「……?」


続けるって、何をだ


「腹立つおじさんたちだねー、茜さん」

「…ん、そうだな」


確かに腹がたつが…


「相手にするな、余計に苛々するから…。お前はさっさと服を着ろ」

「うん」


服を着るように零を促して、茜は彼等に近付いた。




「道を開けてくれませんか」

男たちが邪魔で通れない。



「…あ?逃げる気かよ」

「恥ずかしがるなって、いいからヤレよ」


ひとりが、彼女の腕を掴んだ。



「……っ」


“ 不味い…!! ”


軽率だったと、茜が後悔した瞬間



「うわあああ!」



彼女が止める間もなく

その男は手を捻り上げられ、呻いた隙に横に吹っ飛ばされていた。




/613ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ