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第17章 誘惑の電車

次の日も女性は、浩一の前に立ち、電車を降りる時に浩一の顔を見ながら降りて行った


なんだろ、あの女性、俺に気があるのか


まさかね、あんなに美人で若い子が、そんな事ないだろ


そう、自分に言い聞かせながらも、浩一の心の中に複雑な気持ちが芽生え始めていた


次の日も、女性は浩一の前に来た


妻の麗子に相手をしてもらえず欲求不満気味の浩一は、変な気が起きない様に、車内では、いつも窓の外を見ていたのだが


気になりだしたその女性の後ろ姿を見つめていた


混み合う車内の為、綺麗な髪と肩しか見れないのだが、よく見ると小刻みに震えている様に見える


その時、浩一の股間に女性のお尻が触れ、もぞもぞ妖しい動きを始めた