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『うぅ』としか鳴けない
第5章 屋外
見事な逝きっぷりだ。
やはり、見せたい!
この狂うさまを、大衆に見せたい!!


主は、灯子の便に土をかぶせると、チューブトップを着せ、ストールを掛けた。

『よくやった。帰るぞ。』

フラフラの躯を主に預け、別荘へ戻って行った。


灯子達の行為を見ていた者がいて、尾行されていたことに、二人は気づいていなかった。


玄関ドアの下に挟まれた紙を見つけたのは主だった。

灯子を風呂に連れて行き、その後、主が外風に吹かれようと玄関を開けた時に「それ」を拾った。


主は、たばこに火を点けると、「それ」を読みはじめた。



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