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『うぅ』としか鳴けない
第5章 屋外
普段は普通の恋人同士でいよう。

上手にSMを楽しもう。
SMを楽しむ時は淫乱で貪欲で妖艶に、激しく厳しく鬼畜になる俺を悦ばせること。

耐え切れる限り、綺麗な声で鳴け。
耐え切れなくなり、悶え狂う時は淫獣になり、叫び狂え。

常に「YES」 灯子に「NO」は無い。


主と灯子の約束を決めた。


『御主人様、灯子は御主人様を信じ、一途に付いて参ります。』

『ますます厳しくなるぞ。頭のいい灯子だ、鬼畜の意味が解っての言葉だな?堪えろ、そして悦べる躯になれ。俺を信じ切るんだ。』

『はい、御主人様。』



この先、灯子の想像を絶するSM生活が始まるのだが、灯子は堪え、悦べるのだろうか………




主の鬼畜が本性を現したのは、それから間もなくだった。



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